～新・障害者の十年推進会議幹事会開かれる～

　民間障害関係４団体（全国社会福祉協議会、日本身体障害者団体連合会、日本障害者協議会、日本障害者リハビリテーション協会）で構成している「新・障害者の十年推進会議」の幹事会が、１０月９日、全国社会福祉協議会会議室（新霞が関ビル、東京都千代田区）で開催されました。

　「アジア太平洋障害者の十年」最終年（２００２年）を１年後に控え、最終年フォーラム組織委員会・実行委員会を軸にさまざまな取り組みが行われていますが、最終年以降の活動問題については、これまで十分な議論がなされてきませんでした。

　幹事会では、「ポスト『アジア太平洋障害者の十年』」にむけ、検討委員会を設置してはどうか」、「十年という形にとらわれず、この十年で明らかになった諸課題にどう取り組むのがよいか検討すべき」、「新・障害者の十年推進会議としてポスト『アジア太平洋障害者の十年』のあり方を提起できないか」など、活発な意見交換が行われ、引き続き検討がなされることになりました。

また、最終年フォーラム事業に関することがらとしては、
１）札幌フォーラム、大阪フォーラムへの幅広い支援と情報交換を目的に、中央組織（実行）委員会を含めた合同委員会等の開催を検討すること

２）今年１２月にヴェトナム・ハノイで開催されるＲＮＮキャンペーン２００１年ＮＧＯ会議への派遣者枠を各団体１名増員すること

　などが決まりました。

「新・障害者の十年推進会議」幹事会構成メンバー ※幹事会会長
　兒玉　明（日本身体障害者団体連合会会長）
　河端　静子（日本障害者協議会代表）
　長尾　立子（全国社会福祉協議会会長）
　※山下　眞臣（日本障害者リハビリテーション協会会長）