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－厚生労働省が都道府県市に協力要請－
「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念フォーラムでおこなっている「３つの国内推進キャンペーン事業」について、厚生労働省は１月７日、各都道府県・政令指定都市の障害保健福祉主管課長に対し、支援と協力を呼びかける内かん（ないかん／行政機関間で交信される要請文書のこと。公印は付さない）を、障害保健福祉部企画課社会参加推進室長名で発信しました(下記資料参照）。
この内かんでは、全国各地の障害者社会参加推進センターも関わる予定の「３つの国内推進キャンペーン」を支援することにより、社会参加推進センターの活動が強化されるとの見方から、各自治体に最終年記念フォーラムへの理解と同キャンペーンへの支援協力を要請する内容となっています。
「アジア太平洋障害者の十年」最終年フォーラムを全国的な規模で広げていく上でカギとなるのが、この国内推進キャンペーン事業。今後“都道府県市－各地の社会参加推進センター”というコミュニティレベルでの連携がさらに強くなっていくことが期待されます。
資料 ＜各都道府県指定都市障害保健福祉主管課長宛内かん＞ (全文)
拝啓 障害保健福祉行政の推進につきましては、日頃よりご尽力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、来る２００２年は「アジア太平洋障害者の十年」最終年にあたりますが、我が国ではこれを記念する事業として、中央障害者社会参加推進センターを設置する日本身体障害者団体連合会を始めとする障害者関係団体が主唱し、「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念フォーラムの開催を予定しております。
このフォーラムにおける主要な事業としては、３つの国際会議を開催するとともに、市町村障害者計画策定や欠格条項総点検についての国内推進キャンペーンを行うことが計画されております。
このキャンペーンの全国的な展開を進めるに当たっては、三障害（身体、知的、精神）の関係団体で構成され、都道府県・指定都市に設置されている「障害者社会参加推進センター」が中心的な役割を担うことが期待されております。
当方といたしましても、地域における障害者の社会参加を推進していく上で中核的な役割を担う「障害者社会参加推進センター」が、これらキャンペーンの活動に携わることは、同センターの一層の活動の強化を図る上でも有意義なものと考えております。
つきましては、「アジア太平洋障害者の十年」最終年記念フォーラムの活動内容をご了知いただくとともに、上記趣旨をご理解の上、貴県・市障害者社会参加推進センターが中心となって実施される国内推進キャンペーンについて、格別のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。
敬具
平成１４年１月７日
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部
企画課社会参加推進室長
各都道府県指定都市障害保健福祉主管課長 殿
社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会
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