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重度障害者の代筆投票が可能に ~改正公職選挙法が成立
2003/07/19
  身体に障害があるため自ら投票用紙に記入できない重度の全身性障害者や視覚障害者に、代筆での郵便投票を認める公職選挙法改正案が、7月18日の参院本会議で可決、成立した。

 これにより、あらかじめ市町村の選挙管理委員会に届け出ておいた代理人に代筆させることができるようになる。

 公職選挙において代筆投票を認めていない現行制度については、昨年11月、東京地裁が「(現行制度では)選挙権行使が不可能で、違憲状態」と、初めて制度の不備を認定。これを受けて与野党の国会議員が中心となり、法改正に向けた調整が行われていた。

 来年夏の参議院選挙の前までには施行される見通しで、約13万人といわれる重度障害者の‘投票バリア’解消につながるものと期待される。
 
 
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