11月28日に開催された第3回障害者部会では、支援費制度の施行状況と障害保健福祉に関する各検討会の検討状況の報告を中心に進められた。
支援費制度の施行状況については、「居宅生活支援サービスの利用状況調査の結果」「平成15年度の障害者ホームヘルプサービス予算」等の説明がなされた。委員会から国の財源不足に対する厚生労働省の中長期的な展望についての質問があり、厚労省事務局からは、真剣に議論していく必要を感じているが、今は今年度予算の着実な執行と来年度予算の確保に全力を尽くしたいとの発言があった。
障害保健福祉に関する各検討会の検討状況の報告については、前回の第2回障害者部会開催以降に行われた「障害者(児)の地域生活支援の在り方に関する検討会」「精神障害者の地域生活支援の在り方に関する検討会」「精神病床等に関する検討会」「心の健康問題の正しい理解のための普及啓発検討会」についての説明がなされた。委員から障害者部会の検討会との関係について質問があり、政策については、検討会でのご意見を参考としつつ、内容にふさわしい審議会で検討していくとの発言があった。
次回は、委員の任期が終わる12月13日の前日の12日に開催され、これまでの議論の再確認及びまとめが行われる予定。
(全社協障害福祉部ニュースNo.19 12月1日付)より転載
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