相次ぐ金属窃盗、「障害者用手すり」にまで被害広がる	2007/03/08
金属価格の高騰が続き、全国各地で金属製品や鋼材などの盗難が相次いでいますが、とうとうその被害が障害のある人たちの‘必需品’にまで及んできました。 　３月７日午前、横浜市にある「新横浜駅前公園」で、園内の坂道に沿うように設置されていたステンレス製の手すりが、固定ネジを外されたうえ、計12本、のべ17メートルにわたり盗まれているのが発見されました。この手すりは、車いすを利用する障害のある人でも使いやすいよう、地面から60センチの位置に設けられていました。移動には欠かせない手すりとして、多くの公園利用者に活用されていたようです。 　神奈川県警察では窃盗事件として捜査を開始し、犯人の行方を追っていますが、今回の手口を真似た窃盗事件が各地で続発しないか、懸念されます。
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