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国連・特別委員会が閉幕しました
- 条約制定へ一歩前進!
2002/08/19

国連ビルの画像 7月29日からニューヨークの国連本部で開催されていた障害者権利条約特別委員会(アドホック コミッティー ルイス・ガレゴス議長/エクアドル)では10日以上にわたる審議を経て、8月9日、「障害をもつ人の権利及び尊厳の保護及び促進に関する包括的かつ総合的な国際条約についての特別委員会の報告書」を全会一致で承認した。

 この報告書では、条約の意義や審議継続の必要性などにも触れた14事項にのぼる決議案が盛り込まれており、次回行われる国連総会に勧告するものである。

 今回の特別委員会開催の結果、条約制定への機運がさらに高まるものと見られる。

 また、委員会会期の前半に、NGO(民間団体)の代表の特別委員会への参加を認めるか否かについても審議がなされたが、8月1日の会合で、特別委員会の認証を得た団体については一定の条件下で参加を受け入れることになった。NGOの役割の大きさが再認識されたものとして注目される。

 なお、第2回の障害者権利条約特別委員会は来年5月前後に、開催される見通しで、開催地はニューヨークが有力だ。 

 既報のとおり会期中、日身連国連本部アート前で傍聴団B班一行兒玉会長を団長とする「国連・障害者権利条約特別委員会傍聴団」がニューヨークへ派遣されていた。傍聴団による詳しいレポート、今回承認された「特別委員会報告書」の和訳文などは、後日、本ホームページなどで紹介する予定

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