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介護保険の勉強会 第1ラウンド終了する 2004/04/05
  厚生労働省障害保健福祉部と障害8団体(日身連、JD、DPI、日盲連、全日ろう連、育成会、脊損連合、全家連)との介護保険に関する勉強会は、4月1日(木)の第9回でとりあえず終了し、また節目節目で議論を続けることになった。
 この2か月半、障害8団体は介護保険に仮に統合された場合の、懸念される問題や障害者施策に関する基本問題について質問書を障害保健福祉部に出し、議論をした。しかし、障害保健福祉部からは、団体としての判断材料となり得るような、明確な回答は示さなかったというのが、多くの団体のメンバーの感想である。
 この日は、団体から「3月末ぐらいまでに基本的な方向性を出すということだったはずで、中間的なまとめを考える必要があるのではないか」という意見もあったが、「何が何でも3月末でなければならないということはなく、支援費の一般財源化を念頭に置き.、きちんと手順に従った議論を行なっていることが重要なのではないか」という考え方が障害保健福祉部のメンバーからあった。さらに「地域生活支援に関する問題で、問題認識の意味では一定の共有が勉強会によってはかられたと認識している」とも語った。
 今後は社会保障審議会などでこの問題が議論されていくことになる。夏から秋にかけて大きな山場を迎えることとなるであろう。
 障害8団体は来たる4月30日(金)、厚労省を呼び、この介護問題のシンポジウムを開催する予定である。当初戸山サンライズの予定だったが、中野サンプラザ鳳凰の間に変更になった。午前・午後の1日がかりで行う予定である。

(4月1日発行・障害連FAXレターNo.76(編集人・太田修平氏 = 中央障害者社会参加推進協議会委員)より転載



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