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中央身障者相談員研修会を開催しました
 ~250名が灘尾ホールに集う
2004/09/07
  日身連・中央障害者社会参加推進センター主催・2004年中央身体障害者相談員研修会が9月3日、東京・全社協灘尾ホールで開催され、全国から250名の障害者相談員や関係者が参加しました。
2004年中央身体障害者相談員研修会での冒頭のあいさつをする副会長前田保
2004年中央身体障害者相談員研修会での冒頭のあいさつをする副会長前田保

 今回の研修会の午前の部では、「障害講座‐喉頭摘出者への理解を深める」と題して、NPO法人日本喉摘(こうてき)者団体連合会の老月雅彦(おいつき・まさひこ)氏が講義を行いました。
 講義内容は、喉頭摘出者についての基礎知識から社会生活上の課題から発生訓練、団体活動まで多岐にわたり、「身体障害者ではあるが、こころの障害者にはならないように、ということをモットーに、社会復帰を目指し、明るく練習に励んでいる」と力強く講義し、好評を得ました。
 午後には「障害保健福祉施策の基本的な方向性」という題で、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課長の村木厚子氏が講義。「三位一体」の税財政改革が進むなか、現在の障害者施策のさまざまな課題、支援費制度と介護保険制度の見直し、政府が示した経済財政運営と構造改革に関する基本方針「骨太改革2004」など、今後の施策の概要をわかりやすく講義しました。
 また、参加者との質疑応答では、年末までに紆余曲折が予想される支援費制度の行方に関する社会保障審議会での議論に関する質問のほか、障害者ケアマネジメントの体制整備に関する質問が多く出されました。これについて、村木課長は「現実としては、関係者がチームの力で、いろいろな人の知恵を借り、法律なりに制度化して、障害者がケアマネジメントを利用できる姿をきちんと制度にして、予算化したい」と、前向きな姿勢を示しています。 
 このほか研修会では、身体障害者相談員全国連絡協議会総会(活動報告)などがおこなわれました。


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