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全国で相次ぐ感染症被害、障害者施設にも拡大のおそれ 2005/01/14
  1月に入り、特別養護老人ホームや老人保健施設など全国各地の高齢者入所施設で、ノロウイルスが原因とみられる感染性の胃腸炎や食中毒の集団発生の実態が明らかになっています。
 ノロウイルスは冬場にかけて流行することが多く、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児は特に注意を要する病原体です。これまでにわかっている感染者数は氷山の一角と見られており、厚生労働省はこうした事態の深刻化を受け、各都道府県を通じた実態調査を1月11日に開始しました。
 しかし、事態が収まる気配は一向に見られません。同日の時点で障害者(児)施設の被害状況はまだ報告されていませんが、重度障害者の入所施設などでは既に被害が広がっているおそれもあり、憂慮されます。
 実態調査の結果について厚労省は、全国の障害者(児)施設にも取りまとまり次第、通知する方針を固めていますが、施設側も当分の間、感染拡大を防ぐための衛生管理に万全を期す必要がありそうです。



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