「障害者のための情報保障」セミナーが開催されました	2005/02/23
２月２０日弘済会館（東京・麹町）で、（財）日本リハビリテーション協会、障害者放送協議会放送・通信バリアフリー委員会主催、埼玉県民共催生活協同組合後援によります、情報のアクセスに関するセミナーが開催されました。 　英国で９００万人の聴覚障害者を代表する最大の慈善団体である王立聴覚障害者研究所（RNID)の技術部長マーク・ダウンｽﾞ博士より、英国におけるデジタル放送の現状と情報保障に関わる国内の法律などについての講演がありました。 　また、同研究所のヨーロッパ字幕放送キャンペーン担当官マーク・ホダ氏からは、テレビ番組の字幕の充実、インターネットウェーブサイトのアクセシビリティ、スタンダードの構築よる、より良い情報社会へのアクセス、また差別撤廃、権利擁護、著作権問題等についての講演がありました。 　引き続きマーク・ダウンｽﾞ博士、マーク・ホダ氏を交えて日本身体障害者団体連合会の兒玉氏、全日本難聴者・中途失聴者団体連合会の高岡氏、日本ライトハウスの岩井氏、全日本手をつなぐ育成会の金子氏、浦和大学総合福祉学部教授の寺島氏による意見交換が行われ、全ての障害者に情報が保障されるためのインフラの整備と、インターネットの活用、またデジタル放送の可能性とアクセシビリティ、日本におけるキャンペーンのヒント等について討議が行われました。
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