2月2日(木)15時45分ごろ株式会社東横イン代表取締役西田憲正氏に対し、日身連小川榮一会長が「抗議文」を手渡しました。また同時に、同氏より「お詫び状」を受け取りました。
小川会長に対しお詫びをする西田氏
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抗議文
平成18年2月2日
㈱東横イン
代表取締役 西田 憲正 殿
社会福祉法人
日本身体障害者団体連合会
会長 小川 榮一
「東横イン」における不正改造問題に対する抗議文
「障害者を排除するのではなく、障害を持っていても健常者と均等に当たり前に生活できるような社会こそがノーマルな社会である」――ノーマライゼーションの理念に基づいた社会づくりは、共生社会を目指そうとするわが国において、欠くことのできない理念のひとつである。
にもかかわらず、今般マスコミ等で問題となった貴社系列ホテルにおける一連の不正改造問題は、そうした潮流を無視するだけでなく、社会参加を推進していこうとする障害当事者の思いを踏みにじるものである。更には、先般の記者会見における貴社代表取締役西田氏の一連の言動は、身体障害者の人権をも軽視したものであり、障害当事者団体である当会としては許しがたく、ここに強く抗議するものである。
1.不正改造箇所の早急な改善
2.西田氏の身体障害者に対する差別発言ともとれる言動や行為に対する謝罪
3.今後障害者の宿泊者を積極的に受け入れていく体制づくり
お詫び状
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