新年のごあいさつ
2026年1月5日 月曜日

謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
本年は、東日本大震災から15年、熊本地震から10年の節目の年にあたります。現在、災害対策基本法等の改正により、災害法制へ「福祉」が明文化されたことは、私たち障害関係者にとり大変喜ばしいことですが、能登半島地震による被災者支援は、二年経った今も復興の道半ばです。被災地の皆さまにとって一日も早い復興とともに、今後、懸念される大規模災害時における障害者等に対する支援対策が、迅速かつ適切に講じられるよう、日身連といたしましても、国への働きかけに力を尽くして参る所存です。
さて、日身連は創立以来、個人の尊厳が守られ、地域で自立し安全で安心した日常生活が送れるよう、地域共生社会の実現を目指して歩んで参りました。そうしたなかで、2006年、障害者権利条約が国連総会で採択されてから、今年で20年を迎えます。思い起こせば、障害者権利条約の採択に向けて、日本中の障害者団体が一致団結して立ち上がり行動を起こしました。採択後は、障害者権利条約の国内批准と障害者施策に反映させるため、活動を進めて参りました。先達の熱意と努力によって実を結んだ障害者権利約の国内批准から2022年の総括所見へと動くなかで、私たちが求める地域共生社会へと近づくように、私たちはさらに強く連携して取り組んでいかなければなりません。
日身連は、社会の変化に遅れることなく、時代に即した当事者団体の役割に努め、日本中に障害理解が根づくよう、全国の加盟団体の皆さまとのネットワークを活かし、そして、皆さまとのつながりを大切に、これからも鋭意努力して参ります。
結びに、すべての皆さまにとり、より良き一年となりますことを祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
2026年(令和8年)元旦
社会福祉法人日本身体障害者団体連合会
会 長 阿部 一彦(あべ かずひこ)


